
今日は店で、和楽器の演奏会でした。「糸竹の響」と題し、尺八奏者の工藤煉山さんと和楽器マルチプレイヤーの村澤丈児さんにご出演いただき、ありがたいことに無事盛会となりました。
会場となる部屋の床の間は、工藤煉山さんが竹を掘るところから自作なさった尺八を花入用にいただいたので、今回も。実際に音が鳴るように穴もあいているので、穴から見えない位置に紙を詰めて、その上に試験管ぐらいの細いガラスを落としに入れています。細くてまっすぐな花器は、花を入れる本数が限られて、角度もつけにくいので、花材を選びます。
演目の一つが「紅葉」でしたので、掛け軸は鮮やかな紅葉。なのでさっぱりといけました。フウセントウワタっとツルウメモドキです。ツルウメモドキはドライなので、水には入れていません。