
高野千彩
たかの せんさい
よし梅若女将・高野多身予
草月流いけばな1級師範 常任総務
2002年より尾中千草師に師事 登録有形文化財・よし梅芳町亭で行う「日本文化に親しむ会」などでの活けこみ、銀座古美術店での茶会での活けこみ、2014年の北海道ガーデンショーでは、ガーデンの花でのワークショップなども行う
「いつも美しく、いつも新しく」
この言葉は、105歳まで現役で教えてくださった尾中先生がいつもおっしゃっていたことです。そのどちらが欠けてもダメなのだと。花はこちらの都合に合わせてはくれません。もう少し先のほうに咲いてくれていたら、ここの葉がこっちを向いていてくれたら、そんなこともしょっちゅうですが、思うようにいかない中で、その花の持つ美しさを、どうやったら見せられるか、そこに向き合う時間はとてもいいものです。心静かに、ただ美しさを求めて集中する。この楽しい時間をぜひ感じていただきたいです。