お雛様

3月に入りました。お雛様の脇に並べた花は、河津桜とフリージアです。お雛様の隣は、控え目な花器にしています。 河津桜は花も大ぶりで色も濃いめです。ただ、枝もゴツいので力強さが出てしまいます。それを生かしていけるか、ゴツさを続きを読む “お雛様”

花柳

教室を開いているよし梅芳町亭は、昭和の女優、花柳小菊が住んでいたこともあり、玄関の戸には、花と柳が彫ってあります。そんなわけで、玄関の甕に桜と柳をいけました。  新芽が出始めた柳は二週間ほど前に買って、床の間にいけていま続きを読む “花柳”

二つの花器で空間を

 週半ばのいけ変え。基本花型のレッスンを進めていくと、二つの花器の組み合わせをやるのですが、そんな時に使えるように、色違いの同じ形の花器を用意しています。複数の花器を使う場合は、それぞれの距離、置き方、枝ぶりなどで、美し続きを読む “二つの花器で空間を”

ツツジとミツマタ

3月2回目の芳町亭いけばな教室は、大雨の中。教室ではツツジかキイチゴ、花はそれぞれに。  今回は参加者が少なかったので、私自身もじっくりと枝を作っていけました。掛け軸も桜だし、桜も見飽きているかも、と思いながら、ミヤビサ続きを読む “ツツジとミツマタ”

麦、真っ直ぐではない線

 麦のようにすっと伸びた草は、どれも似ていて、どれも真っ直ぐに見えますが、穂の形、葉のつき方、節の位置などそれぞれが違います。穂先の葉の向き、首の傾げ方。何気なくまとめているようで、位置や向きを考え、長さも微調整していま続きを読む “麦、真っ直ぐではない線”

3月1回目の教室 水辺の桜と柳

3月1回目のいけばな教室。今回、枝は柳葉アカシア。桜もあったのですが、前にも使ったので、違うものに触れて、いろんな花の特徴を感じてもらうようにしています。  同じ花材を使って、店の花を。ちょうど掛け軸が平福百穂の桜なので続きを読む “3月1回目の教室 水辺の桜と柳”

花と花入れの存在感

 今週末、土曜に店でイベントがあり、演奏会用に花をいけ替えるので、無駄にならないよう、先週から使いまわせるものは使い、あまり買い足さず、こじんまりとシンプルにいけました。  広い床の間の、空間をいかしたい時、大きくたくさ続きを読む “花と花入れの存在感”

花咲く枝

青々とした葉をつける4月以降の枝、秋の色づく葉や実を楽しむ枝。この時期は、葉がなく花だけの枝が多くでてきます。前回アップしたコブシ、先週のレンギョウ、そのほか、サンシュウ、マンサク、スオウなど。今回は王道。桜。桜は啓翁桜続きを読む “花咲く枝”