タンチョウアリウムをいけかえ

 タンチョウアリウムはとてもよく持ちます。水の取り替えを忘れていると、独特のネギのような臭いが出て、茎から腐りますが、水をキレイに保つ溶液などを使うと、飽きるくらいに。  先々週いけたタンチョウアリウムを二週にわたってい続きを読む “タンチョウアリウムをいけかえ”

イベントの日の食事席

 土曜日の店での薩摩琵琶演奏会の日の、食事席の床の間です。  掛け軸は平福百穂の桜だし、演奏会場には白蓮がドーンといけてあるので、ここは控えめに緑でまとめました。アケビにクリスマスローズ、ビバーナム。 クリスマスローズは続きを読む “イベントの日の食事席”

ご縁を繋いで

 週末に着物雑誌の取材をお受けしたので、もしかしたら写り込むかも、と思っていけた花です。掛け軸を平福百穂の桜に。初田徹さんの竹花籠を合わせました。  花も桜にしようか迷いましたが、写真の背景に写り込む場合、細い枝物よりも続きを読む “ご縁を繋いで”

2月1回目の教室 籠で自由に

 1月の教室が変則的で、第五週になったので、二週連続でいけばな教室です。先週の花も元気そうなので、今週は枝物はお休みして、花のアレンジを。  六目籠とグラスを好きなように合わせて、花と草をいけますが、好きな花を選ぶと簡単続きを読む “2月1回目の教室 籠で自由に”

休日の花籠

 新しい花入を手に入れると、その特徴を掴みたくなって、連続してそれを使い回してみます。少し前に自分で編んだアケビの籠も、そんなわけでもう一度。  ビバーナム、ラナンキュラス、アリアム。こういう色のラナンキュラスは店の床間続きを読む “休日の花籠”

秋の空

先週末の教室で使ったススキを自分でもいけておきました。  気持ちのいい秋風をイメージして、上の方に空間を作るように広がりを持たせるのが好みですが、たまにはすっと背を伸ばすようにいけるのも、空が高く感じる秋らしくていいなと続きを読む “秋の空”

8月2回目の教室 葉で空間を作る

8月の教室では、基本の型に向く枝が少ないので、型から離れ、葉や茎を作り込んで、空間を意識する練習に切り替えました。 葉は美しい曲線を出すディアネラか、直線と角を作るフトイか。 ディアネラは優しくしごくと曲線が強く出ます。続きを読む “8月2回目の教室 葉で空間を作る”

連休前の床の間の花

先週末の「怪談」イベントの食事席の花は、先週いけていたバラの実とドラセナの葉を使っています。花はもたなかったので、新たに。 広めの部屋の床の間には、夏の大きな掛け軸を飾ったので、低い位置に。暑さに強いピンクッションを合わ続きを読む “連休前の床の間の花”

枯れ物の美しさ

 秋は枯れ物が楽しい季節。  実付きの枝は、枯れてから美しいものも多く、購入時に少し高くても、長く楽しめます。枯れ具合にもよりますし、色の変化もその時々。置く場所や、光によっても、見え方は違うので、もし、汚く見えるような続きを読む “枯れ物の美しさ”