草野啓利さんのガラス器

 よし梅芳町亭をギャラリーとして使い、グループ展をしたときに毎回出展してくださった、吹きガラス作家の草野啓利さんが、今年で作品作りをおやめになるという。初めて作品に出会った、銀座のギャラリー江さんでは、今週金曜まで、最後続きを読む “草野啓利さんのガラス器”

赤い実は魔性

 クランベリーの赤い実のかわいらしさに負けて、買ってしまいました。この手の枝は、葉のつき具合のせいか、量をたくさん入れてしまうとぐちゃっとして見えますし、赤い実を見せるためにも、スッと少ない枝でまとめた方がやりやすいです続きを読む “赤い実は魔性”

カシワバアジサイもう少し

週末に購入したカシワバアジサイは枝が大きかったので、分けて利用しました。 似合う花器があれば、このように一輪でも存在感がありますが、どの部屋も一輪では飽きるので、一箇所は、庭に生えている蘭の葉を2本切って、アクセントにし続きを読む “カシワバアジサイもう少し”

トクサの使い回し

先週、トクサをたくさん使っていましたが、根が出てきて、まだまだ元気だったので、店の入り口の甕にまとめていけました。根元をゴムでまとめ、曲げたラインが重なるように。 ゴムが見えないよう、アジサイを添えて。ひどい暑さで、水甕続きを読む “トクサの使い回し”

枝を遊ばせて

山ゴボウも、つい買いたくなる花材です。実が黒くなってくると、落ちた時にシミになるので、座敷や床の間には注意が必要。今回はまだ実が緑なので、床の間にいけました。色づいてきたら気をつけなければ。 遊んでいる実を生かすために、続きを読む “枝を遊ばせて”

高さをいかして

カヤガマが美しかったので、今週は本店の玄関にも。美しいことは間違いないのですが、この高さ、いける場所を選びます。そしてこういう葉は枯れるのも早いです。 写真は玄関に置いたカヤガマ、リョウブ、スカビオサ。 芳町亭の床の間に続きを読む “高さをいかして”

直線と面

先日の教室では直線をいけるためのトクサを多く買っていたので、少し先のレッスン内容もいけてみました。「直線の集合で面を作る」です。トクサをまとめて並べて作る面。折り目から穂先までは広げて面を作る。その連なりを楽しむ花です。続きを読む “直線と面”

直線をみせる

今回は、教室で直線の構成をやってみる方がいらしたので、床の間にも。 トクサは茎の青々した色に節がアクセントになって、どう入れても美しく見えます。軽くてストロー状になっているので、投げ入れの際は浮かないように工夫が必要です続きを読む “直線をみせる”

柔らかい線を作る

先週末に購入した枝の一つがバイカウツギで、花は持ちにくいし、枝振りもそんなに良くなかったので、何か抑えでどうとでもなる花材を、と思い、ニュウサイランを買いました。 というわけで小さい床の間にニュウサイランと先週から元気な続きを読む “柔らかい線を作る”

草の清涼感

 苅萱(カルカヤ)が綺麗だったので、違い棚にも。小ぶりで、茎が遊んでいるリンドウとあわせてさっぱりといけました。カルカヤなどは、常に霧を拭いておけばもちますが、乾燥してすぐに丸まってきます。 ほんの数日ですが、清涼感を楽続きを読む “草の清涼感”