先週末の店でのイベント「篠井英介×女流義太夫『邂逅』」に合わせ、食事のお席の床間は華やかに。花入は、ご出演いただく義太夫三味線の鶴澤寛也さんからのご紹介で、店でグループ展に出展してくださった初田徹さんの竹花籠。 この花籠続きを読む “実り”
カテゴリーアーカイブ: 10月の花
深まる秋を
週末に開催したイベントは、俳優の篠井英介さんの踊りと女流義太夫の共演でした。演目の一つが「娘道成寺道行」で、桜満開の道成寺へ、白拍子が急いで向かっている場面なのですが、桜を用意するわけにもいかず、「花」と大きく書かれた掛続きを読む “深まる秋を”
ナンテンでいけかえ
週半ば。土台を活かしつつ、元気な花を分割して、店先のナンテンを加えていけかえました。 一つはツルウメモドキは残して、アリストロメリアとナンテン。もう一つは、イワツツジの照り葉にナンテンと菊。 今週末は店でのイベントなので続きを読む “ナンテンでいけかえ”
葉を主役に
この時期のキイチゴの葉は、大きく、ダイナミックに色づいて、面白い花材です。 この写真のものは、2枚の黄色が鮮烈で、これを主役にしています。合わせたのは色づいたバラの実と、グロリオサ。どちらも強い色ですが、今回の黄色の華続きを読む “葉を主役に”
自宅の秋の花
自宅は店の花をいけたあまりで、まとめました。 黒っぽい穂はチカラシバの黒。クジャクソウは、脇枝を間引いたものをまとめて。キュッとまとめる時も、なんとなく詰め込むのではなく、微妙な高低、隙間、ちゃんと細かいところを見ながら続きを読む “自宅の秋の花”
一輪の白
照り葉に合わせたい花は色々とありますが、少し明るさが足りない場所には、白もいいものです。特に葉の色がくすんでいる時など、ぐっと清潔感が出ます。 小さな床の間には、もう三週目になるイワツツジの照り葉。いい部分だけ残しながら続きを読む “一輪の白”
枝の流れを作る
先週のいけばな教室で使った照り葉のドウダンツツジと、ベニスモモ。余った花材で、枝二種類を合わせて使いました。ドウダンツツジはタメがきくので、その参考に。テキストの後半に、枝二種類を使って、というテーマがあります。 今回続きを読む “枝の流れを作る”
10月2回目の教室 秋の紫
秋の風情を楽しむ、10月2回目のいけばな教室。 照り葉のドウダンツツジや、紫の葉が美しいベニスモモなどを使っていけてもらいました。 床の間には、先週買っておいたツルウメモドキにベニスモモ。薄紫の菊に、野紺菊。掛け軸が紅葉続きを読む “10月2回目の教室 秋の紫”
秋の掛け軸に変えたので
先週後半、いけ変えた花は、店先のスイレンボクの枝を切りました。ちょうど剪定しなければならない位置の枝で、黄色く色づき始めたがキレイだったので、ほぼそのまま。ササリンドウとスプレー菊と一緒に。 先週から秋の掛け軸に変え続きを読む “秋の掛け軸に変えたので”
小枝をいろいろ
秋の実ものは結構長持ちしますが、実が萎んできたり、元気は無くなってくるので、合わせる花を選びます。華やかな花材などだと、2週目の実のほうがものすごく古ぼけて見えることもあって、気をつけています。 照明が当たる床間より、部続きを読む “小枝をいろいろ”