交差させる

ネコヤナギとコデマリ。どちらも華奢なものを選んで、高い位置で交差させました。私の先生も、常々、足元の重要性を教えてくださいました。  先端部分の重なりと広がり、途中の枝の空間も、足元をキュッとまとめるからこそ、より強調さ続きを読む “交差させる”

1月2回目の教室 枯れもの

 「枯れものをいける」というレッスンの方がいらしたこともあり、店の部屋の一つは、一月、だいぶ使いまわした苔付きのシャラを。  教室では真っ白に塗った白枝をつかってもらいました。  この枯れたもの、入れるからには枯れている続きを読む “1月2回目の教室 枯れもの”

1月2回目の教室準備

明日は一月2回目のいけばな教室です。この時期は、葉がなく、花芽だけの枝物も多いので、どの花を合わせるか、足元をどうするか、工夫が必要です。  部屋の一つには、マンサクをいけました。マンサクはモシャモシャっと花がついている続きを読む “1月2回目の教室準備”

休日の花籠

 新しい花入を手に入れると、その特徴を掴みたくなって、連続してそれを使い回してみます。少し前に自分で編んだアケビの籠も、そんなわけでもう一度。  ビバーナム、ラナンキュラス、アリアム。こういう色のラナンキュラスは店の床間続きを読む “休日の花籠”

春の息吹

 寒さはまだまだ厳しくなりますが、春が近いことを花が教えてくれます。先週の花から。  黄色の鮮やかさは春の色。今回は菜の花を床の間に。最初に茎の長い枝スイートピーと合わせていけた時は、枝垂れる分、背の高い花器を使いました続きを読む “春の息吹”

イベントの花をアレンジ

先週9日に、講談の会を店で行いましたが、平日にある企業から貸切で落語と講談の会をお受けしていました。なので、イベントの時の花をアレンジ。 イベントの時はカメラマンの撮影が入るので、大きな文字の掛け軸があるとその書が目立っ続きを読む “イベントの花をアレンジ”

休みの日の脱力感

友人からアケビの蔓をもらったので、一晩お風呂の湯船に浸けて柔らかくし、動画を見ながら、自宅用に籠を編んでみました。編んでみたというには、あまりに適当。大きさも形も、自分でコントロールするレベルではないので、出たとこ勝負で続きを読む “休みの日の脱力感”

1月の教室 豪華な花に飽きた頃

 正月からずっと松をいけることが多く、松を入れるとどうしても豪華になるので、そろそろ軽くいけたくなる時期です。今日は2023年初めのいけばな教室。  早咲の河津桜、ボケ、ユーカリに、それぞれ花を選んでいただきました。ボケ続きを読む “1月の教室 豪華な花に飽きた頃”

豪華に

今回もイベント会場のお食事席の花を。 お正月らしく、ゴージャスにいけてみました。年末に購入した根引松のアレンジです。根引松はそれなりにお値段がいいですが、長持ちしますし、一本で華やかになるので、お値段以上のいい花材です。続きを読む “豪華に”

イベント会場を華やかに

今日は店での日本文化に親しむ会「講談 赤穂義士を聴く!」。高座の後ろにある床の間には、正月らしく、そして武家の世界に合うように、キリリといけました。 苔のついたシャラ、根引松、椿、センリョウ、金柳。最後までセンリョウを入続きを読む “イベント会場を華やかに”