つい先日、皆既月食で賑わっていましたが、秋といえば月見。月にちなんだ物を飾ることも多い季節です。
枯れものの枝も豊富なので、玄関は遊んでみました。暖簾をかけている竿に、猿公、月を取らんと欲す、を思わせる猿の自在鉤と月の釣り花入をかけ、月にツルウメモドキを絡ませました。

枝は岩ツツジと、普通のツツジ。この場所は花材が長持ちするので、ストック場所のように、花を多めにいれています。
店は夜しか営業していないので、夜に見て、美しく見えるように生けています。例えば色。涼んだ色ばかりだと、ただのごちゃごちゃに見えるので、白い菊を。