ユアン・クレイグさんの作品には、玄関のお迎え花はたっぷり花を入れているけれど、他はシンプルに。というのも、口元を含め、どんな形をしているのか、お客様にしっかりと見えることが第一です。なので、普段は投げ入れだと花の足元、花器の口を馴染ませるように、いけますが、今回は花器の口元は見せられるように意識していけています。

床の間には、花器の曲線と流れるような苔ツツジ。この枝は昨年の冬に購入し、イベントでも使った花材です。その時はもっと葉がついていたのですが、枝振り、苔の着き具合が気に入って、葉がないくらいがいいのでは? ととっておいたものです。テッセンと共に。
小さい床の間には、水差し型の花入れ。形が特徴的なので、軽くいけたい、ナチュラルな感じがいいかと思って、ぺんぺん草とフロックス。

テーブルの小さな花器には、それぞれ。
