今日は特別教室で、正月花をいけました。大王松、根引松、若松の三種類から、それぞれ参加してくださる皆さんのご自宅の花器に合わせて、また、昨年も来てくださった方は昨年と違うものから選んでいけてもらいました。
それぞれの松の特徴に合わせ、違うことを学んでいきます。花材の組み合わせは毎年大体決まってきますが、だからこそ、今年はこうしてみようという発見も。

今回の花は大王松に蘭、千両。華やかに広がる松の葉の流れの美しさが決めてです。
昨日から皆さんにお渡しする花材の仕分けをしていたら、この大王松の香りの良さに心が鎮まって、正月を前に清められた気がします。自分がお稽古に通っていた当時は、あれこれと必死で、香りを楽しむ余裕がなかったなぁと懐かしく。