今回はアオモジかツバキを使ってのレッスンでした。アオモジは枝ぶりが美しく、しなやかなのでとても使いやすい花材です。ですが、葉の多い花材と違い、隙間を埋めるのに工夫が必要です。

店の花はアオモジとツバキの一枝。それだけでもよかったのですが、一つだけ咲いているツバキが散ったときに困るので、菊と先週から使っているナンテンの葉で、肉付けしました。これらがあると、週後半で花の咲き具合が変わっても、いけ変えやすくなります。
花入れを少し深さがあって、もっと径の小さいものを使えばナンテンがなくてもよかったのですが、たっぷりとした水も見せたかったので、あえて広い水盤にし、茎の足元にナンテンの葉を入れました。
12月の教室はいつもどおり、第一週と第三週。第四週は特別正月花教室を開きます。正月花は特別な花材ですので、12月4日までに参加のご連絡が必要です。