玄関のお迎え花は、少し華やかな要素を入れるように心がけていると、前回書きましたが、玄関の内側も然り。特に本店の玄関はそこまで明るくなく、壁も土壁の黄土色なので、例えば青いリンドウなどは、色がすごく黒ずんで映ります。 です続きを読む “緑もいろいろ”
月別アーカイブ:2021年9月
シュウメイギクはドキドキする
個人的には豪華な花より渋い花のほうが好きですが、いける場所や、その場の壁の色、照明、目的によっては、好みだけではない要素も大切です。 たとえば玄関。よくお迎え花、と言いますが、特に店でお客様をお迎えするような場合は、続きを読む “シュウメイギクはドキドキする”
三つ巴 うねりの美しさ
店の床の間には、先週のツルウメモドキを再利用し、セッカヤナギのうねりとともに曲線の美しさをいけました。
9月2回目の教室 雲竜柳に遊ばれる
今回は久しぶりに花型のレッスン。ウンリュウヤナギをいけました。ウンリュウヤナギはなんといっても、枝のうねりの面白さが魅力です。太い幹の部分の強さと勢い、細かい枝のふわっとした広がり、それらをうまく見て取って、組み立てて続きを読む “9月2回目の教室 雲竜柳に遊ばれる”
ご近所の庭のザクロの枝をもらって
ご近所さんにきていた庭師さんがザクロを剪定していたので、処分する枝をもらってきていけました。庭に地植えをしているような木は、暴れ放題なところがあるので、整理に手がかかります。でも、その工程も楽しいもの。 ツルウメモド続きを読む “ご近所の庭のザクロの枝をもらって”
赤い実が主役
本店の玄関脇の甕には、ビバーナム(西洋ガマズミ)の赤い実。実が柔らかく水分があるだけに重みもあって、時間が経つとダレてしまうので、高さのある花入に入れる方が向いています。
秋を感じる小さな花
休みの日の自宅。 先週いけていた小ぶりのひまわりは、萎れかけた花びらを外し、種の部分のみにして。それでも萼が花びらのようでかわいらしい。葉も少し黄色くなって、秋の風情です。そこに大きくいけたバラの実を整理して残った部分を続きを読む “秋を感じる小さな花”
移ろう色を
昨日は街中にキンモクセイが香っていました。だんだんと、少しずつ色づいていく、そんな色の移ろいを楽しめる花材が出てくると、秋だなと感じます。
秋のヒマワリ
ウスノキが長持ちしているので、小さめの床の間には、この広がりをいかしてみました。 秋の初め。八重のヒマワリとリンドウは、一輪ずつでぱっと存在感があります。 ススキと合わせた玄関の甕には、小ぶりのヒマワリ。この小ぶりの続きを読む “秋のヒマワリ”
9月1回目の教室は秋草を
9月1回目のいけばな教室は、昨年に続き、可憐な秋草を5種類くらい使う、秋の混ぜさしをしました。全員に共通する花材はススキで、他は少しずつ違うものを用意して選んでもらっています。 広い床の間には、ツルソケイ、2色のリン続きを読む “9月1回目の教室は秋草を”