桜と桃の組み合わせは華やいだ気持ちになる。割と好きな組み合わせ。今回は店の玄関の甕に無造作に入れました。

こういうざっくりしたいけかただと、それほど特徴が出ませんが花屋さんで売っている桃は、蕾でも色が華やか。真っ直ぐな枝のものが多くて、すっと素直に伸びたところもかわいいですが、面白みにかけるところがあります。桜は種類にもよりますが、この時期の東海桜や啓翁桜は色も淡く、花も小さく、控えめですが枝を曲げたりして作ることができます。双方のいいところを補い合って、良い具合の、可憐で華やかな春になります。
桜、桃、に雪柳、アリアムの白い花で、春霞のように。
テーブルの上は、草野啓利さんの水指に椿と麦。
週末は2月2回目の生け花教室です。