料理でも季節の変わり目は面白いものです。例えば夏のハモと秋の松茸を合わせた料理など、9月ごろにメニューに加えると、いいものです。今回は冬っぽい椿に、早い春を告げる小手鞠。先週末はいけばな教室がない週だったので、花ものを少なくして、枝で遊びました。
小手鞠は前にも書きましたが、しなやかに動きのある枝が美しいですが、自分の思い通りに枝を曲げ直すことはできません。なので、いくつか買った中から、いけるものにあう枝ぶりのものを選んで、そこから葉を整理したり、枝を切ったりします。

特に今回はまだ蕾で、花があまり多くない椿だったので、あまり派手に咲いている小手毬だと椿が負けてしまうので、華奢なものを選んでさっぱりと。白という色はとても強いのです。
